大和スイカ
置き薬で有名なのは富山の薬売りですが、実は昭和初期には奈良県にも家々を訪ねて薬を売り歩く置き薬商が何百人もいたそうです。
やがて、富山の薬売りなどと対抗するために、奈良の置き薬商が考えたのが、置き薬にオマケをつけることでした。
オマケは紙風船やおちょこ、塗り箸などが主だったのですが、その後農家の人に喜ばれるだろうということで、大和スイカの種をオマケにするようになったそうです。
すると、その翌年その農家を訪ねると、「昨年のスイカの種からおいしいスイカができた」と大好評。
奈良県で生まれた大和スイカは、ほかの品種よりも、赤みが強く、甘くておいしかったそうです。
もともと、国も奈良県も、この大和スイカを全国に広める努力はしていたのですが、意外なことに奈良県の置き薬商が、全国に広めてくれたということですね。
奈良県の地図
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