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加賀友禅

友禅といえば、和服の中でも豪華絢爛な着物として有名です。


着物には織りの着物と染めの着物がありますが、加賀友禅は染めの着物です。つまり着物に描かれた模様がまるで一枚の絵画のようになっています。


ということもあって、着物離れが進んでいる昨今では、きもの=華やか=晴れ着=友禅という公式が出来上がってしまっている感があります。


友禅には特に有名なものとして、京友禅と加賀友禅がありますが、このふたつはちょっと(きものマニアのかたにとっては「かなり」)違いがあります。


藍、臙脂 ( えんじ ) 、黄土、草、古代紫の五色で、加賀友禅は一切金箔や刺繍などの技法を用いずにすべてこれらの色を組み合わせて彩色されます。これらの色を加賀五彩といい、加賀友禅に用いられる基本の五色のことです。


京都の友禅は柔らかい色調を好み、何色が基調になっているのか判別しにくいほどの多彩な色を使っていながら、配色に神経が使われ上品で華やかであるという反面、加賀友禅は、特に紅色、紫、緑系統の色を多用するのが特徴で、国の指定伝統工芸品にも指定されています。


加賀友禅の柄は、図案調の京友禅に対して草、花、鳥等の絵画調の物が多く、「虫食い葉」「先ぼかし」など、独自の表現があります。


金沢市内を流れる犀川や浅野川では、工程の最後の方に、余分な糊や染料を洗い流す友禅流しが見られることがあるそうです。


金沢市内の加賀友禅関連の地図

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